健康診断で気にするべき肝機能
たくさんお酒を飲むため、肝機能が不安という方はたくさんいます。アルコールをたくさん摂取すると、肝臓に負担を及ぼすからです。この文章では、健康診断で気にするべき肝機能の数値を解説していきます。
健康診断には肝機能検査という項目がありますが、ALT、AST、γ-GTP など、日本語では書かれていないため、何を意味するのかわからないという方は多くいます。ALTは肝細胞にたくさんある酵素のことで、栄養素をアミノ酸に変換するという、エネルギー代謝において重要な働きをします。ASTも同じような働きをする酵素ですが、ASTは肝臓以外の臓器にも存在します。γ-GTP エネルギー代謝を促す酵素です。アルコールを大量摂取した結果生じる肝臓の病気は、脂肪肝アルコール性肝炎、肝硬変などがあります。これらの自覚症状としては、全身がだるい、食欲が湧かない、熱がある、手のひらが赤くなる、などがあります。自覚症状がある方は、すぐに病院に行きましょう。