女性に見られる生活習慣病と更年期の関係とは

女性に見られやすい生活習慣病というものがあり、それは男性とは少し異なります。それには更年期が関わっていると考えられています。では、どのように関わっているのでしょうか。

生活習慣病は、女性の場合、30代から40代での発症率は、それなりに低いです。しかし、50代から一気に数が増えます。この原因となっていると考えられるのが、更年期です。更年期においては、女性ホルモンの分泌量が減るため、生活習慣病となる可能性が高まる、と考えられています。

実は、女性ホルモンには、動脈硬化や内臓脂肪蓄積など、生活習慣病の原因となるものを防ぐ働きがあるとされており、その分泌が少なくなると、生活習慣病になるリスクが高まる、というわけです。

気を付けたい生活習慣病は、まず肥満です。それから、脳卒中や、心疾患です。糖尿病のリスクもあるため、ぜひ気をつけましょう。